医療従事者を応援するプロジェクトが続々とリリース

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新型コロナウイルスが猛威をふるう中、最前線で活躍し続けている医療従事者。
現場で活躍する看護師によると、「自身が感染する心配も勿論ある」「看護師というだけで保菌者ではないのかと心ないことを言われる」といった意見もあり、医療従事者が相当なプレッシャーの中で仕事をしていることが浮き彫りになっています。
そんな中、医療従事者を応援するプロジェクトが数多く動き出してきました。その一部をご紹介します。
文章:伊藤春花

1. ハンドクリーム無償提供

Laline JAPAN株式会社は、同社が運営する自然派コスメ「Laline(ラリン)」日本国内全27店舗にて、2020年4月1日(水)から4月30日(木)までの期間中、新型コロナウイルスと闘う全ての医療従事者にハンドクリームを無償提供しています。
「日々の業務に従事している医療従事者の方々が、お仕事後にハンドクリームで手肌のケアをする事で、少しでも疲れを癒していただければ」ということです。
https://drive.google.com/file/d/147wUNPs4KM1mEtqjVQE0SS0Dq9l6ya-o/view

2.医療従事者を応援するステッカー

神奈川県は2020年3月26日、県のホームページ上にて医療従事者やそのご家族を応援するためのステッカーを作成し公開しました。同県は、コロナウイルスの陽性患者を受け入れた病院等で、医療従事者のお子様の託児所の受入拒否や、医療品を納品する業者の納品拒否などの問題が発生していると指摘。「このような偏見や差別は断じて許されません。医療崩壊を起させないためにも、医療従事者や、ご家族を応援する必要があります。」とし、ステッカーを公開しています。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/bukanshi/article_20200326_3.html

3.医療従事者と医療を守るための行動への賛同を募集

「新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会」は、世界中のどこにいてもキャンペーンを立上げ、賛同を集め、デシジョンメーカーに働きかけることができるサービス「Change.org」上で、新型コロナウイルスと闘う日本の医療従事者と医療を守るための行動への賛同を募集しています。
https://bit.ly/3dUYXN4

4.拡大防止基金の設立

「有志の会  新型コロナウイルス感染症対策専門家チーム」は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止活動基金を「READY FOR」上で設立しました。集まった基金は日本における新型コロナウイルス感染症の防止拡大に取り組む、個人・団体・事業者・医療機関・自治体などに対して活動費用を緊急に助成するために使用され、1000円からの寄付が可能です。
https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund

医療従事者がいなければ、私たちは検査を受けることも、処置を受けることもできません。
彼ら、彼女らが日々命がけで仕事をし、この緊急事態から国民を守ろうとしてくれている事実を真摯に受け止め、感謝していかなければならないと強く感じています。
他にも医療従事者を応援するプロジェクトがありましたら、ご意見お寄せいただければ幸いです。

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