【メンバーの声】東浜未來ー東京医科歯科大学看護学専攻4年

トピックス

看護学生でも、看護にとらわれなくて良い

今回は東浜未來(東京医科歯科大学看護学専攻4年)の紹介です。
看護学生を対象としたキャリアイベントの企画の他に、イラストという得意を生かしてメドキャリのクリエイティブ全般の制作に携わっています。
小学校から夢見ていた看護師という仕事ですが、大学入学以降は他の選択肢も知りたいと思うようになったそうです。その経緯と、今後の抱負について伺いました。

メドキャリに入ったきっかけ

2年生の冬に、メドキャリ主催の「臨床以外のキャリアを考えるセミナー」に参加したことがきっかけです。

実は小学校の頃から看護師になることを夢見ていました。
当時は親からも資格を取るように言われていたり、夢が決まっているだけで周りから褒められたりしていたので、
看護師を目指している自分に満足していたのです。

しかし受験時、面接の手応えが悪く絶対に落ちたと思った私は、文転する気で他の大学を調べていました。
そんな中合格通知が来たので入学しましたが、医科歯科は医療系以外の学部がないため、
あえて上智大学のサークルに参加して他学部の学生と交流していましたね。
その頃から他学部の学生が4年間を通して自由に進路を決められることに、羨ましさを感じていました

そのような経緯があったので、臨床以外のキャリアを考えるセミナーの情報が目に入った時は、迷いなく参加することを決めたのです。
セミナーでカメラマンを務めていた看護学部の先輩とお話する機会があり、メドキャリには多様なキャリアを考えている医療系学生がいるということ、
そしてメドキャリにいればキャリア形成のヒントになる情報が手に入るということを知りました。
ここにいれば新たな選択肢が見つかるかもしれないとの思いから、メンバーになろうと決めましたね。

(写真:上智大学の英語ディベートサークルで活躍する東浜)

今取り組んでいること

現在は看護学生を対象として、自分らしいキャリアを描くためのイベントを企画しています。
イベントのポスターやロゴの制作、登壇者の方とのやり取りが主な仕事です。
実は臨床以外のキャリアを考えるセミナーでカメラマンをしていた先輩をお呼びする予定です。
その方が看護師になった今でもカメラやメディア運営などマルチに活躍されているので、登壇者としてキャリア選択についてお話いただきたいと思っています。

また元々イラストを描くことが好きだったので、
クリエイティブ局に所属しメドキャリが企画するイベント全般のポスターの制作を行なっています。
クリエイティブ局では月に1回デザインの勉強会を開いたり、名刺やシールのリデザインを担当したりと、
自分の強みを生かした活動ができており、とてもやりがいがあります。

メドキャリで成長できたこと

「悩んで立ち止まってもいい」ということに気がつけたのは大きいです。
これまでは夢に向かってまっすぐ進むことが良いことだと思っていましたが、
メドキャリに入ってからは、看護師という資格に囚われずに色んなことに目を向けてみようと考えられるようになりました。
また卒後は看護師になる予定ですが、
メドキャリにいることでかえって「将来は看護師になる」と言いづらくなってしまい悩んだ時期もありました。
しかし今では、看護師が楽しければ続ければいいし、他にやりたいことが見つかれば挑戦すれば良い、と柔軟に考えらています。
趣味で参加した講演会で、「資格があるというのは自由への切符」というお話を聞きましたがまさにその通りで、
看護師という資格があるからこそ、戻れる場所も持ちながら好きなことに挑戦できるのだと思いますね。

(写真:森若幸次郎氏との食事会。右列手前から2人目が東浜)

今後目指していること

看護学生がキャリアの選択肢を広げられるよう、お手伝いしたいと思っています。
看護学生は看護学を中心とした授業しか受講できないため、
看護が自分に合わないと感じてしまうと、大学生活がとても辛くなってしまうんです。
そのために大学を辞めてしまう学生や、精神を病んでしまう学生も少なくありません。

ですが、看護学生でも看護師になるということに囚われる必要はないと思います。
看護の勉強に集中するよう周りから言われることも多いですが、
少しでも看護以外の選択肢に興味があるなら、ぜひ外にも目を向けてほしいですね。

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。