「看護学生が将来にワクワクできるように」齋藤真衣子ー筑波大学看護学類2年

働き方

メドキャリメンバーへのインタビュー、今回は齋藤真衣子(筑波大学看護学類2年)にお話を伺いました。新型コロナウイルスの影響でサークル活動が出来なくなり、全く行動出来ていない自分に焦りを感じていたという真衣子さん。メドキャリに参加後は、看護学生向けのイベント企画や、メドキャリホームページの制作と幅広い仕事に取り組んでいます。

メドキャリに入ったきっかけ

メドキャリを初めて知ったのは、2019年の6月、現メンバーの小崎詩奈と一緒に参加したメドキャリ主催の「一歩踏み出すイベント」でした。その時はサークル活動が忙しかったのでメドキャリに参加することはありませんでしたが、新型コロナウイルスが流行し始めると、サークルの練習がなくなってしまったんです。そのため自粛期間中は何もせずずっと家にいるような生活で、かなり焦りを感じていました。このまま何もせず学生生活が過ぎ去り就職となると、やっていける自信がなくて。
そんな中、2020年5月にメドキャリが主催する看護学生向けのキャリアイベントに誘われました。そのイベントを機に、メドキャリでなら将来に向けて何かアクションを起こせるかもしれないと感じ、運営に参加することに決めました。

写真:メドキャリに入るきっかけになった「みんなで描こう!看護学生のキャリアキャンバス」の様子

今取り組んでいること

メドキャリ内の看護学生メンバーでNurseCareerPalletsというメディアを立ち上げ、看護学生向けのイベントの企画運営と、その情報発信に取り組んでいます。
私の周りにも将来に関して悩んでいる看護学生は多いですし、SNSでは看護師に対するネガティブなイメージの発信をしている人も少なくありません。ですが、夢を叶える手段として看護師という仕事を捉え、看護学生が将来にワクワクした気持ちを持てるようにしたいと思うんです。
10月9日にも現役の看護師さんをお呼びしてイベントを開催し、多くの看護学生に私たちの活動を届けることができました。
また他にも、広報局に所属しメドキャリのホームページの制作に携わっています。

写真:10月9日主催した看護学生向けのキャリアイベント

メドキャリで成長できたこと

メドキャリに入って、自分の意見を口に出せるようになってきました
今までは、自分の意見を言うことがすごく苦手だったんです。特に指摘しなければいけない場面や、違和感を抱いている時は、どうしても相手に伝えられずにいました。
ですがメドキャリには、互いに意見を言い合って良いものを作っていく文化がありました。メンバー同士、相手が不快にならないよう改善点を伝え合っていたんです。

特に印象的だったのが、先日開催した看護学生向けのイベントにおける広報活動の場面でした。広報を始めてから2週間ほど経った時、参加者が集まらず、広報戦略に関してもっと意見を言っておくべきだったと感じてしまって。ですがその後、広報文面やポスターを改めて見直し、改善案を話し合ったんです。改善策を実行した結果、どんどん人が集まるようになりました。なので今では、より良いものを作るために自分の意見を言おう、と考えられるようになってきましたね。

今後目指していること

イベントの企画を通して、自分を含め看護学生全員が、将来に対してワクワクできるようにしたいと思っています。
NurseCareerPalletsを立ち上げた際、メンバー同士でメディアの方向性や、自分たちが実現したい未来を話し合う機会がありました。その際、看護学生全員が将来に対してワクワクしたら、看護師の仕事の楽しさに気がつく学生も増えて、結果的に看護業界の人手不足解消に繋がるかもしれない、という話が出たんです。そんな未来が本当に実現できれば素敵だなと思いますね。
また、もっと自分自身について知って、将来のビジョンを明確にしたいという思いもあります。そのためにメドキャリを通して色んな活動をして、多くの価値観に触れていきたいです。

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。