【メンバーの声】小﨑詩奈ー筑波大学看護学類2年

「看護師以外の働き方に出会えた。同じようにキャリアに悩む学生の力になりたい」

メドスタの姉妹団体である学生団体「メドキャリ」メンバーの紹介です。今回のメンバーは小﨑詩奈（筑波大学看護学類2年）。
看護学生向けのイベントをはじめ多くの企画の運営に携わり、本メディア「メドスタ」での執筆活動も行っています。
また、メドキャリでは人事局に所属し、新しく入ったメンバーの教育体制の整備などを担当しています。

メドキャリに入ったきっかけ

大学1年生の6月に参加した、「一歩踏み出そう！ビジネスコンテスト型ワークショップ〜自分軸×アイデアで未来を描く〜」がきっかけでした。
その時、「このまま毎日を過ごしていいのだろうか」とキャリア形成に関して不安を抱えていたんです。

実は高校生の頃、「人のためになる仕事がしたい」という理由で看護師を目指していましたが、受験で落ちてしまって。
その時もう一度将来のことをよく考えて、商学部を目指そうと考えを改めていたのです。
そんなさなかに筑波大学から補欠合格の電話があり、迷った結果筑波大学に進学することにしました。
そのような経緯があったので、大学入学時には看護師になりたいとあまり思えなくなっている状況でした。

入学後、日に日に「このままでいいのだろうか」という思いが募ってきている中でイベントの存在を知り、
「自分の専門分野だけではなく、いろんな分野の人と関わることで、自分のキャリア選択に対して多面的な視野を得ることができる」というコンセプトに魅力を感じて応募したのです。

そのイベントはビジネスモデルを考え発表するという形式だったのですが、ビジネスモデルの完成という目標に向かって試行錯誤する過程がすごく楽しく感じました。
今の状況を変えるきっかけになるかもしれないと感じ、イベント終了後メドキャリのメンバーに「ぜひメドキャリに入りたいです」という話をしましたね。

(写真：メディア「メドスタ」の打ち合わせ風景。一番手前が小﨑)

今取り組んでいること

現在は看護学生向けの企画を立ち上げ、看護学部のメンバーを巻き込んでイベントを主催しています。
他にも企業様とコラボしたイベントに参加したり、人事局に所属して新歓や採用、メンバーの管理を行なったりしています。

看護学生向けのイベントに関しては、私がメドキャリに入ってから、看護師免許を生かして民間企業で働いている方や、スキルや知識を生かしてヘルスケア系の企業で働いている人など、
今まで知らなかったような働き方をしている社会人に出会えたので、その事実を多くの看護学生に伝えたいという思いで取り組んでいます。
以前の自分は、周りが看護師を目指している中、自分だけ看護師を心から目指せていない状況にコンプレックスを感じていましたが、
今では同じように将来のキャリアに悩む学生の力になりたい、と考えられるようになりましたね。

人事局での仕事に関しては、実は私がメドキャリに入った頃は育成体制が整っておらず、入ってから1〜2ヶ月は右も左も分からない状態であまり仕事に取り組めなかった経緯があったので、
各自に合わせた企画にすぐ入れる仕組みを整えるべく奮闘中です。
メドキャリに入ってから自己分析を行い、その結果を元に企画にアサインする制度や、新しく入ったメンバーが先輩の力を借りながら企画を0から立ち上げる仕組みも構築中で、とてもやりがいがあります。

（写真：イベントで使用する会場の下見。中央が小﨑）

メドキャリで成長できたこと

メドキャリには、医療系の学部でありながら臨床以外のキャリアを模索している学生がたくさんいたので、自分の悩みや葛藤も間違いではないんだと気がつくことができたのは大きいですね。
そんな仲間に囲まれる中で、自分も頑張ろうと活力が生まれ、メドキャリの活動以外にも企業のインターンシップに参加したり、外部のセミナーに参加したりと自分から学びを得ようと行動する姿勢が身につきました。
また、企画を運営する中で多様な働き方をしている社会人に出会え、キャリア選択の幅が広がったことも良かったと思います。
さらに、人間的にも大きく成長できました。仲間と一緒に企画を運営する中で、学ぶこともたくさんありましたし、たくさん失敗もしました。
そんな経験を通して、これまでの自分が良ければいいや、という考えではなく、仲間に感謝したり仲間の最適を模索して仕事に取り組めるようになりました。

（写真：月1回の飲み会で先輩とのツーショット。右が小﨑）

今後目指していること

企画の運営を通してリーダーシップを身につけたいです。
仲間を巻き込んで一つのものを作り上げるスキルを高めていきたいと思っています。
また、自分の納得できるキャリアを見つけるために努力したいですね。
色んな企画を運営してきましたが、自分の将来像に関してはまだまだ未知な部分が多いので、メドキャリの活動を通して将来像を明確にしていきたいと思います。