輝きたいと出会った場所で自分のキャリアを見つめる
ー吉富櫻嘉(順天堂大学医学部6年)

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順天堂大学医学部6年の吉富櫻嘉(よしとみいんか)さんにお話を伺いました。メドキャリに入るまでは、大学生活に物足りなさを感じていたという吉富さん。メドキャリに入ってからは、幹部メンバーとしてメドキャリを引っ張り、またデザインセンスを発揮してポスターなどの製作物を作成するなど活躍しています。吉富さんがメドキャリに入った理由や成長できたポイントを伺いました。

メドキャリに入り私も輝きたい

私のメドキャリに入るきっかけは、メドキャリが設立当初積極的に開催していたイベントであり医学生と看護学生に臨床以外の道を提示する「第2回臨床以外のキャリアを知るセミナー」でした。そのイベントの運営メンバーだった友人に招待されて参加したのです。当時、私は大学生活に物足りなさを感じていました。そんな私にとって「臨床以外の道に進んでもいい」というコンセプトは大きく印象に残りました。また、イベントの運営メンバーが輝いているところに惹かれました。イベント終了後のご飯会で、自分の周りの大学生は部活やバイト、恋愛の話ばかりの中で、自分たちが働きかけることで学生たちの意識を変えていきたいと語る運営メンバーを見てそのような人物になりたいと感じ、運営に参加しました。

 現在は、医師の本音トークという初期研修医の先生のお話を聞きながら病院の雰囲気も知ることができるオンラインイベントの運営を行ったり、クリエイティブ局に所属してメドキャリで行うイベントのポスター作製を行ったりしています。

メドキャリはキャリア探求だけでなくたくさんの個性と出会える場所

 私がメドキャリで活動して2年がたちますが、メドキャリに入った当初と今では活動への想いが変化しました。当初は臨床以外の働き方を広めていきたいという考えからメドキャリで活動してきましたが、メドキャリ自体が私自身の居場所となり、そこにいる理由になりました。そのような居場所から卒業と同時に離れてしまうのではなく、社会人になってもその場所に居続けられる環境を整えるために、幹部メンバーとしてメドキャリの将来を支える立場としても活動しています。

メドキャリという場所は、自分のキャリアを探求するだけではなく、個性豊かなメンバーの成長に関わることができ自身も刺激を受けることができる居場所なのです。 

 

メドキャリで得たチカラ

 私は好奇心旺盛で興味を持ったことはすぐに取り組む行動力があるのですが、一方で忍耐強く何か一つのことを続けるということは苦手でした。

 メドキャリでのイベント運営は、イベントを考案してから開催し反省会を行うという一連の流れで1つのイベントを行うのに約2か月かかります。忍耐力に自信のない私にとって、メドキャリの主な活動であるこのイベント運営が苦手なことを成し遂げる成功体験となっていきました。また、イベント運営の経験を重ねていくにつれて、責任感が自分に身についてきました。何かを続けることが苦手だった私ですが、組織でイベントを行う責任をイベントの失敗を一身に受ける覚悟として考え、失敗を恐れる気持ちから用意周到に準備をするまでに成長しました。

やりたいことを見つけ、ワンランク上のキャリア探求へ

 メドキャリに入った当初は、臨床以外のキャリアに魅力を感じていましたが、現在は実習での経験や自分のバックグラウンドから世の中の女性が幸せに生きられるサポートをする産婦人科医になりたいと考えています。

 メドキャリでは、今までの活動に加えて産婦人科医を目指す自分のキャリアを見つめられるような機会を見つけたいですね。

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