みんなが一歩踏み出せる環境を目指して
ー荒井秀真(東京慈恵会医科大学医学科4年)
メドキャリメンバーへのインタビュー、今回は荒井秀真(東京慈恵医科大学医学科4年)にお話を伺いました。2021年春からメドキャリの新代表を務めるメンバー想いの秀真さん。メンバーが居心地よく、思い思いに頑張れる環境を目指して代表としてできることを模索しつつ、自身の更なる成長を目指して活動しています。
目次
普通の大学生を抜け出したい
私がメドキャリに入ったきっかけは、一言でいうとコロナのおかげです。それまでは東京都枠で入学したことを今後の進路が狭まっている分、自分のキャリアを考えることを諦めていました。部活とバイトと恋愛と、、と遊んでばかりの普通の大学生で、将来何をやりたいかと聞かれた時に答えられない自分がいました。これまでの自分から何が残るかを考えた時何も答えられない、そうした漠然とした焦りに駆られ、行動しようとする人がいる環境に身を置きたいと思ったからです。
現在はメドキャリの代表という立場ですが、正式にメドキャリに入ったのは実は半年ほど前の2020年8月頃です。
リーダーとして取り組んでいること
現在代表として頑張っていることは大きく2つあリます。
①メンバーみんなの信頼を築き続けること
方法は一見単純ですが、メンバーのみんなとたくさん喋ることです。メドキャリに入る前は内気で恥ずかしがり屋でしたが、メドキャリに入って毎月恒例のイベントであるペアmtgによって、みんなと熱く語る場所が面白いと思えるようになりました。そんな自分を変えてくれた環境を今でも大切にしています。また最近はマネジメントの勉強を通して、メンバー同士が信頼しあえる環境づくりを目指しています。
②メンバーに走り出しの一歩を与えられる存在になること
突然ですが、鳥を例に上げて説明すると、どんな鳥も飛べる日は来るけど、一羽一羽、飛ぶ方向も翼の大きさも全然違います。同じように人も辿り着きたい方向や頑張れる量は人それぞれだと思います。そうした羽ばたきや走り出しを与えられる場所、つまりみんなが0から1を作り出すきっかけを与えられるような環境を守っていきたいと考えています。まさにこうした環境によって私自身も成長できたからです。
メドキャリで気付けた自分の得意分野
メドキャリの活動・メンバーとの関わりを通して、自分の芯が見えてきて、自分が得意とすることは何かに客観的に気づくことができるようになりました。私の場合は、人の分析と人に気に入られることが得意だと気づくことができ、そんな私には現在の代表というマネジメントの仕事が合っているなと考えています。メドキャリメンバーはみんな良い人たちばかりで、私のことを「人たらし」と呼んでくれることを誇りに思っています。
またメドキャリに入って、私は互いに成長できる素敵なライバルを得ることが出来ました。私は生まれつき負けず嫌いな性格なこともあり、ライバルの存在は私を刺激し、成長を与えてくれました。私の中でのライバルの定義は、お互いの成長のために動き、刺激を与えあえる相手だと思っています。ライバルを見つけられる機会は、人生の中で何度もあるわけではないと思うので、大切にしたい存在です。
最終ゴールは自己成長と周囲への良い影響
自分自身の理想は、将来のキャリアに対して諦めずポジティブに生きていきたいと思っています。正直にいうと、私は医学部受験が東京都枠であるために、かつては自分のキャリアは制限されていると、投げやりな気持ちでいました。しかし今は、決められた科や病院だからといって出来ないことはない、どんな科に進んでも人を守れるようになりたいと言い切れるようになりました。視野を広げるために、自分が絶対に関わらないだろうと思っていた分野にも目を向けてみようと意気込んでいます。
現在私は代表をやらせてもらってますが、エースではなくリーダーとして活躍できるようになりたいと思っています。エース的な才能や発想力には自信がないのですが、リーダーとしてみんなで頑張れる環境、一歩踏み出せる環境を目指して頑張りたいです。
最終的なゴールは、自己が成長することと周囲に良い影響を与えることです。勉強でもなんでもそうですが、自分ごとだと思えるようになってくると楽しくなり、成長にも繋がる気がします。人は頼ったり頼られたりすることで1人で成し遂げるよりも大きな利益を得られます。実際私もメドキャリに入ってメンバーから良い影響をたくさん与えてもらいました。これからはメドキャリに関わる人たちに良い影響や多くの感動を与えたいと思っています。メドキャリに集まるやる気のある人たちのマネジメントという素晴らしい機会を与えられたことを嬉しく思いつつ、自分の将来のために、そしてメンバーの将来のためにとして真剣に努めていきたいです。
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